「パラサイト半地下の家族」監督は何故ネタバレなしを懇願しているのか?

アカデミー賞授賞式でガッツポーズをとるポンジュノ監督
<写真引用:「パラサイト 半地下の家族」オフィシャルサイト>
「パラサイト 半地下の家族」」の監督であるポン・ジュノは頭を下げて、本気でネタバレをしないようにと、お願いしています。
私も強くそう思います、ネタバレなしで、ぜひ、観てきた後にこの記事に戻ってきてください。
では、なぜ、そこまで、ネタバレなしを言っていいるのか。
なぜ、言わなければならないのか。
解説、考察していきます。

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ポン・ジュノ監督からのお願い

ポン・ジュノ監督は

映画館に着き、上映を待っている間は、他の人から、特に、観終わった人からの情報を極力耳に入れないように努力をしてほしい
全ての瞬間において、ハラハラ、ドキドキする熱い興奮のある物語の展開を体験し、映画に引き込まれてほしい
と願っています。
ここまで、監督が言っているのですから、この監督の熱い思いを素直に受け取るべきだと思います。
監督は何の情報もないサラの状態でぜひ観て欲しいということですが、人間はどうしても周りの情報に左右されやすいものです。
例えば、我が家の夕食時の出来事。
私は家族の食事を妻と交代交代に作っています。
ある時、ハンバーグを作りました。子供たちはキノコが嫌いなので刻んで入れることにしました。
キノコが入っていることを何も言わずにいると、子供たちは「美味しい、美味しい!」と言って食べてくれました。
しかし、途中で「実はキノコ入れてあるんだー」
と言ってしまったのです。するとどうでしょう、途端に「えー、なんか変な味すると思ったら、キノコ入ってたんだー。もう、いらなーい。」
と言って、それ以上食べてくれませんでした。
「いやいや、ちょっと待って。さっきまで『美味しい、美味しい!』と言って、食べてたじゃないか。さっきのと、今のと、何が違うの!?」
もう、これ以上何を言っても、食べてくれませんでした。
あー、最後まで何も言わなければ良かったー。
と思いました。
皆さんにもこの様な経験はあるのではないでしょうか。
人間の脳は、それが正しい情報だろうが、間違った情報だろうが、
先に何だかの情報が入ってしまうと、純粋に物事を見れなくなってしまいがちです。
インターネットを開けば、様々な情報が入ってきます。
ネタバレありと書いてあるものは観てから再度訪れましょう。

地下から上がってくる二人
<写真引用:「パラサイト 半地下の家族」オフィシャルサイト>


どんでん返し+アルファ

また、ポン・ジュノ監督は最後にどんでん返しがあることを明言していますが、
どんでん返しが全てではないとも言っています。
これは、今までにない映画のスタイルです。
どんでん返しがあるからこそ、観に行きたい映画、また、観る価値がある映画ではないということです。
つまり、「パラサイト 半地下の家族」は最後のどんでん返しでアッと驚かせながら、
観終わった観客たちに
「この映画の本当に言いたかったことは何なのか?」
「この映画によって何か考えないといけない事があるのではないか?」
つまり、観るだけのエンターテイメントだけの映画とは違うのです。
映画を鑑賞中はハラハラ、ドキドキさせ。
プラス
鑑賞が終わった後でも、あなたの人生にずっと語り続けてくるような、そんな、映画なのです。


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映画を見終わったにポスターをじっくり観てください

私はこの映画を妻と一緒に映画館で2回観ました。
1回目はアカデミー賞授賞式の前、
2回目は授賞式の後です。
1回目の見終わった後の感想を妻と話したのですが
「この映画って何を言いたかったんだろうね。」
また、しばらくして、
「あのシーンって、こう言う意味だったんじゃないのかな。」
という様に、観た直後は何が言いたかった解らなかったけど、後からじわじわと時間をおいて次から次へと話題が持ち上がってきました。
私たちにとっては、映画観て、「はい、終わり。」だけでは済まされなかったのです。
そして、家に帰ってから、映画のポスターを見直しました。
「あっ、ポスターのこれって、このことを言ってるんだよね。」
とか、色々と謎が解けていきました。
しかし、それでも、分からないことがまだあったので、授賞式後に2回目を観に行きました。
私たちにとって、もう一度、わざわざ映画館にまで足を運んで、この映画を見ることに何の躊躇もいりませんでした。
1回目とは違う視点で観られ、映画の細かい部分まで見て取れることができ、さらに楽しむことができました。
もう一度、ポスターを見て、さらに解けた謎もありました。
そう、この映画は見るたびに新しい発見ができる。
そんな映画です。
parasite
<画像元:「パラサイト 半地下の家族」オフィシャルサイト>
最近になって新しくなったポスター
映画館でぜひ2度観ることもおすすめですが、
現在、レンタルDVDやオンラインでの無料視聴もできますから。
何度でも観て「パラサイト 半地下の家族」、
ポン・ジュノ監督の世界をたっぷりと味わってみてはいかがですか?

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